■HELSINKI BOOGIE SEXTET
なんじゃこりゃ~?管が3本も入った編成でまたロックか?フュージョンか?と思っていたら、いきなりトロンボーンの少し(いや、かなり)太めなおニイさんがベース1本をバックに歌いだしたんです。それは歌謡曲のようでありジャズのようであり、あ~なんかコッペパンの味、思い出しちゃうなあって感じのあの時代そのもの(グループサウンズ時代に流行った曲だそうです)。インストになってもその雰囲気はそのまま。なんだか子供の頃見たアニメのBGMみたいなんだけど・・・。プレイはパワフル、そしてファンキー(?)。また特筆すべきはそのMCであります。プロレスのアナウンスそのままに、たっぷりと声高らかに曲名を紹介するのです。見せ所と笑いのツボをばっちり押さえてるなーって感じです。作曲家がバンド内に5人もいるそうで、オリジナルもたくさん聞かせてくれました。とにかく、観客を楽しませようっていうサービス精神が目いっぱい伝わってきて、思わずにんまりさせられてしまうのです。すっきだな~こういうの!
今夜のレポートはPecoがお送りいたしました~!